Author: admin

昔からラテン・アメリカの小説が好きで読んでましたが、
某女性誌の本特集で、今のラテン・アメリカ文学はマジック・リアリズム
だけでは語れない!新しい流れ!みたいな事が書かれてたので、
まずはラテン・アメリカの今のアートに触れようと、
これを見に東京都現代美術館( MOT )へ。

MOT、実はお初。常設展入り口の " Rocking Mammoth " という不思議
なオブジェに目を奪われつつも

企画展示室へ。
いきなりですがざっくり感想を言いますと、普段、映画でも絵画でも、
ほんの少しエログロ・ポップ・わかり易い( あくまで主観ですが )
みたいなものしか理解出来ない私には、展示の半分ぐらいは正直ハードルが
高過ぎたようです。しかし、可愛い雰囲気に反してパンチある匂いが立ちこ
める素敵なベトナムカフェでガツガツ食べたり、横尾忠則氏の絵で埋め尽く
された7万円のド派手ダッフルコートの購入を、割と真剣に一瞬考えたのち
即我に返る ( at 館内ショップ )など、美術館でやってはいけない
あるあるを繰り広げながら、何とか無事に見終えました。
中でもMartin Sastreという人の「イベロ・アメリカ三部作」っていう
映像作品が面白かったなあ。
彼の事は全く知りませんでしたが、ラテン・アメリカ版サーシャ・バロン・
コーエンか ?! という印象でした。
因みにイベロ・アメリカというのは、ラテン・アメリカからハイチや
マルティニークなどフランス語圏の国を除き、場合によってはスペイン・
ポルトガル自体を含む概念であります。

ちょっと前になりますが、大好きな唯子さんのバースデーライブat BAJ
にコーラスで参加してきました。
某ツアーのコーラスでご一緒してから何かと可愛がって頂き、
何だかんだ今年で3回目。
実はとっても繊細で女性らしい内面を持ちながら、こんなにカッコ良く
ロックが歌える人、唯子さんぐらいだろうな。
なんて素敵な声。つくづくone and onlyな方です。

唯子さんライブではおなじみの、愉快過ぎるバンドメンバーとともに。

ジャネット・ウィンターソンの「灯台守の話」を読みました。
筆者は、結婚したものの処女懐胎がやりたくなって孤児院から彼女を連れて
くるような、ペンテコステ派狂信者の養父母に育てられた孤児。極端なキリ
スト教英才教育のもと12歳には説教師になり、しかし15歳で同性の恋人を
作って家からも教会からも追放 → 職を転々 → 独学でオクスフォード大学
入り → 作家という、なっかなか激しい生い立ち。
去年初めて読んだ自伝的小説「オレンジだけが果物じゃない」が抜群に素晴
らしかったので、即買って読みました。
いやはや、久々に読み終わるのが残念だと思うほど素晴らしかったです。
物語も良かったし、言葉も美しかったし。
「 孤児となった少女が盲目の老人に引き取られ、夜毎老人が語る100年前の
牧師の数奇な二重生活の話に耳を傾ける... 」という紹介だけではもしかし
てこの小説を手に取る事はなかったかもと思うと、作者を知ってて良かった。
いやね、そういう話っちゃ話なんですけど、そういう話じゃ無いっちゃあ無
いんですよ、全然。ダークさもエッジもあるしね。
ともあれ、本当に美しい小説でした。興味ある方は是非。

今日は渋谷DUOにて珍しくロックなライブのコーラスを。
永田英二さん、社長と歌手の二足の草鞋を履く長身のダンディ。
ずっとブランクがあったと思えないほど力強い歌にパフォーマンス、
ライブ終盤にはなんとliving legend内田裕也さん登場というサプライズ
もありました!
それにしても...トリプルギターには堂本剛君の現場ですっかり慣れっこだ
と思ってましたが、いやはや今日のライブは爆発的にパワフルでした!笑
バシッと決めたカッコいい男性ロッカー達が全員でプリンを食べながら和む
横でおなじみ「ゆっきー」こと田中雪子氏との2shot。

皆様お疲れ様でした!

昨年末参加させて頂いた、桑田佳祐AAA 2013第二回ひとり紅白歌合戦。
DVDを頂きました!

桑田さんの素晴らしい歌、
とびきり素敵なメンバーの演奏で名曲の数々。その数なんと55曲。
本当に濃密な、決して忘れられない時間でした。

それにしても...昔の歌謡曲の歌詞ってホント凄い。
一行目でいきなり君が死んでいたり、はたまた恋の奴隷になったり。
濃いなんてもんじゃない。
内容の深さエグさ、ストーリーの完成度、表現の豊かさユニークさ、
どれをとっても素晴らし過ぎて、作詞するもののはしくれとして改めて色々考えさせられました。
以下、既に懐かしい写真達をば。

コーラス三人。佐藤嘉風氏、ワタクシ、田中雪子氏、
ステージとは全然違う緊張感ゼロのオフショット笑

これがキレイだったの~

ゆっきー、佐藤君がとってくれた私の写真

終演後みんなで!!

今朝起きて近所に買い物に行ったら、何ともいいお天気でそれだけで幸せな
気持になった。
普通に朝を迎えられるだけで何て素敵な事なんだろうと。
そして震災の後どんな気持で毎朝起きていたかという事を鮮明に思い出した。
家中の物が倒れたり一部壊れたぐらいで大した被害も受けてない私であって
も、あの当時、どんな真っ黒な気持で毎日を過ごしていたか。
気付けば311が近いんだ。
能天気な私がふっと悲しい気分になったり落ち込んだりする事がたまにあっ
て、どうしてだろう?と思うと大事な人の命日の近くだったりする。
人間の身体って本当に不思議なもので、こういう体内時計?のようなものは
悲しいかな割と正確だ。
余りにも大きな悲しみを感じ続けていたら人間は前に進めないから、時に忘
れるという事は私達が行きてく為に授かった大切なギフトだとは思うけれど、
311を経験した日本人として、あの時感じた事、決意した事は生きている限
り絶対に忘れてはいけない。
そして未だに心身に取り返しのつかぬ傷を負い、家族を失い、故郷を失い、
不便を強いられている人達が沢山いる事も絶対に忘れてはいけない。
そんな事を改めて誓った朝でした。

今日は、とっても素敵なギタリストでありアーティストである斉藤誠さんに
お声をかけて頂いて、コーラスして来ました。
誠さん作詞/作曲/プロデュースで、憧れの伝説的な女性シンガーの楽曲。
まさか自分がこの方のコーラス出来るなんて夢にも思わなかったよ!
母さん!父さん!兄貴!(いないけどね)感激!
いいメロ、いい歌詞、素晴らしいコーラスアレンジで本当キラッキラの素敵
な曲でした。完成が楽しみ~♪また情報解禁されたらupします。
楽し過ぎて、仕事だというのになんだかリラックス顔のワタクシと、大好き
な斉藤誠さま。

こないだの日曜はこれに行ってきました。

バンド、見所だらけで本当に素晴らしかった!
照明や演出も素敵だった。
そして何よりMISIAの歌、圧巻。
あんなに上手でも、もっと上手くなる事、進化する事ってあるんだと驚嘆。
毎日、いや毎分毎秒、いかに真摯に歌と向き合ってるかがひしひしと伝わってくる、宝物のような歌声でした。

先週末はこれでした。

http://fmosaka.net/sdd/live_sdd_2014/

去年に引き続き大変意義深いイベントに参加させて頂きました。
ハウスバンドのコーラスとして家入レオちゃん、ケラケラさん、May J ちゃんのサポートを。
コーラスの相方はゆっきーこと田中雪子氏。
去年から突如一緒に歌う機会が増えて嬉しいばかり!
ニューハーフのユニットではありません。

ちら見えしてるのは超かっこいいロックギタリスト、八橋義幸さん。ジゲンではありません笑

メンバー全員でとった写真がすべてピンボケというまさかの事態で写真がありませんが、
バンマスのキーボード松浦基悦さん、ドラムス坂田学さん、ベース岡本陽一さんも、お疲れ様でした!

ちょっと前になりますが、先月末1/31、Blues Alley Japanにて。
ご縁あって物凄いメンバー達と共に私も参加させて頂き、何やかや今年は6回目の参加になりました。

このイベントは、敬愛する先輩chorus&organの佐々木久美さんが、選曲、アレンジ、譜面書きなど全ての準備及び当日の仕切りそして司会進行をやるという、お祭りという名の超豪華!なライブ。
シンガーが歌う曲は自分で選ぶのではなく、久美さんから課題曲が送られて来ます。四の五の言わず従わせて頂くスタイルです笑。私、数年前アレサ・フランクリンのブルースが来た時に、超嬉しい!光栄!て思いながらとりあえずメロを譜面に起こそうとしてみるものの、メロとはいえぬメロを前にしばし途方に暮れた事を思い出しました...;
とはいえキー設定からコーラス含めた様々なアレンジまで毎回完璧に準備して下さるので、こちらはただひたすら練習して緊張しながら臨むだけ!
今回はIke &Tina Turnerの名曲「Proud Mary」を頂きました。
なんと......コーラスはAmazonsだよ!!
見てよ見てよこのお三方の麗しさ。豪華過ぎる。ハーモニー、ルックス、鉄壁の美しさ。
憧れのアマゾンズ。まさかこんな日が来るとはねえ。ホント生きてて良かったです。

そしてコーラスとしては、ゆりねえこと国分友里恵さんの曲に佐々木久美さん、佐々木詩織ちゃん、Amazonsと共に、そして毎回素晴らし過ぎる歌声に骨の随までとろけちゃう三谷恭弘さんのUnchain My Heart に佐々木親娘と共に参加!

終始笑顔の絶えない、素敵なお客様に盛り上げられた、しかし酒豪伝説抜きではとうてい乗り切れない酒量の最高のイベントでした。

いつも最高に楽しいし大盛り上がりだけど、今年は青山純さんが笑いながら降りて来てくれたのかな?って思うぐらいいつにも増して素晴らしい空間、時間だった気がします。
生きる伝説でありながら、気さくで気持ちが若くて、私みたいな人間にも対等以上に接して下さった青山さん。テディ・ライリー好き同士で90年前後のR&B話で大いに盛り上がった事もありました。勿論このイベントの最初からのメンバーでいらっしゃいました。
あらためてご冥福をお祈りします。

素晴らしい写真はカメラマン菊池英二さん、そして佐々木久美さんの写真を使わせて頂きました。
ありがとうございました!

そういう訳でまさかのタイミングで今更ブログです。

ここまで時間かかったのはね、こういう事に関しては私の腰、漬物石並に重いんですよ。
まあ漬物石つっても若者に分かるかな、いや分かんねえだろうな。
ざまあみやがれ、てやんでえ、べらぼうめ、
ってな訳で、おそらくまあブログというよりは、今時まったく流行らない三流、いや四流コラムのようになりそうな気配です。
爪も短いし甘いものも苦手なので、ネイルとかスイーツとかの写真は一切出てこない予定ですし、さりとてさほどマニアックな内容でもなく、勿論アカデミックな事など書ける訳がなく。。。
どーおでもいい事をただただボヤキ続ける、そんな何とも言えない代物になりそうですが、もしも物好きな方がちょっと覗いて下さったら、こんなに嬉しい事はありません!
どうぞどうぞ宜しくお願いします。

追伸
一応ミュージシャンですから、仕事の写真とかは
(多分、出来る限り、きっと遅くなるけど)ちゃんと載せるつもりです。

追伸2
この度H.P.リニューアルが当初の予定より一ヶ月ほど遅れてしまい、最初の方のブログはタイミング的に若干今更感がありますが、どうかお許し下さいませ。

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